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概要:[サンティアゴ 5日 ロイター] - チリ中央銀行は5日発表したリポートで、今年の同国国内総生産(GDP)伸び率予想をマイナス0.5─プラス0.5%とし、前回のマイナス0.5─マイナス1.75%から上
[サンティアゴ 5日 ロイター] - チリ中央銀行は5日発表したリポートで、今年の同国国内総生産(GDP)伸び率予想をマイナス0.5─プラス0.5%とし、前回のマイナス0.5─マイナス1.75%から上方修正した。
一方、2024年については、高インフレで「持続的な」成長が引き続き阻害されるとして、2─3%増から1─2%増に下方修正した。
23年の平均インフレ率予想は7.9%、年末時点では4.6%とした。
リポートは「インフレは依然極めて高水準」と指摘。チリ経済は内外の問題に直面し、経済予想が圧迫されていると分析した。
また、「インフレは長期間高止まりし、過度な支出が依然是正されず、外的シナリオの不透明度が増している」としてチリ経済が「複雑な」状況にあると説明。「経済状況が持続的に改善する」にはインフレ抑制が不可欠とした。
さらに、今後数四半期はインフレ鈍化が続き、2024年末にかけて目標の3%の水準に収まるとの予想を示した。
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