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概要:欧州中央銀行(ECB)の利上げが近く終わるとの見方を示す政策委員会メンバーが増えている。前回の政策会合ではメンバー間に緊張の高まりが見られたが、その後新たにコンセンサスが形成されつつあることを示唆している。
欧州中央銀行(ECB)の利上げが近く終わるとの見方を示す政策委員会メンバーが増えている。前回の政策会合ではメンバー間に緊張の高まりが見られたが、その後新たにコンセンサスが形成されつつあることを示唆している。
利上げ局面の終了が近いとの考えを最初に示したのはビルロワドガロー・フランス銀行(中央銀行)総裁。同氏は3月31日に「ECBは利上げサイクルの大半を完了したが、行き着くところまで恐らくまだ少しあるかもしれない」と発言した。これに続きギリシャやリトアニア、クロアチアの各中銀総裁が同様の見解を述べた。主な発言は以下の通り。
ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁
とりわけ最近の出来事があった後では終わりに近いと、今では感じている。もう終わったとは言えないが、終わりに近いことは間違いない(4月2日)
シムカス・リトアニア中銀総裁
利上げの道程の大半はこれまでに済ませたと確信している。ただ、最終地点にはまだ達していない(4月3日)
ブイチッチ・クロアチア中銀総裁
利上げ局面の大部分は終了した(4月5日)
ECBが昨年7月に利上げを開始して以来、ラガルド総裁が政策委メンバー間の深刻な意見対立などに直面したことはなかったが、インフレ率を2%に戻すためにこの先どの程度の追加行動が必要かという点について意見が分かれ始めていた。同総裁によれば、3月の0.5ポイント利上げには3人か4人の委員が支持しなかった。
一連の発言を受け、あと2回程度の0.25ポイント利上げが当局者の考えに近いと市場では織り込まれている。
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