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30万ドルを失った投資家の実話、外為オンラインを装う偽FXアプリにご注意
概要:「外為オンライン」や「JP Morgan」の名前を騙る偽のFXアプリ「SDGVERDSV」によって、数十万ドルの被害を受けた投資家の実例が報告されています。

最近、WikiFXでは2人の韓国人ユーザーから、日本の知名正規FX会社「外為オンライン」を装った詐欺集団に遭遇したという報告を受けました。
2人は合計40万ドルの損失を被り、現在も出金できない状況です。
最近、WikiFXでは、被害者の方より、「gaitameonlinenex.com」という偽のFX取引プラットフォームに関する報告が寄せられました。
このサイトは、日本の正規FX業者「外為オンライン」の名をかたり、信頼を装って投資者を誘導する典型的な「なりすまし型詐欺」です。
偽の「外為オンライン」

※偽の「外為オンライン」が使う公式サイト:gaitameonlinefx.com、gaitameonlinenex.com(すべて閉鎖済)
日本正規業者「外為オンライン」

※本物の「外為オンライン」公式サイト:https://www.gaitameonline.com/
WikiFXでは、FX業者の推薦は一切行っておりませんが、投資を行う前に必ずWikiFXでその業者の規制状況や口コミを確認することをお勧めします。
外為オンラインについて
外為オンラインは、取引単位が小さく、情報提供やセミナーが充実しているため、FX初心者から中級者に特におすすめのFX会社。
基本情報は以下の通りです。
会社概要
- 会社名:株式会社 外為オンライン
- 設立:2003年4月28日
- 本社所在地:東京都千代田区丸の内1-11-1
- 資本金:約3億円(2014年時点)
- 非上場企業
- 加入協会:金融先物取引業協会(会員番号1544)
取引概要
- 最小取引単位:1,000通貨単位
- 取引手数料:無料(ただしiサイクルとサイクル2注文は通貨ペアごとに20円)
- レバレッジ:個人向けは最大約25倍(証拠金率4%相当)
- ロスカット手数料:無料
- 出金手数料:無料
- 口座維持費用:無料
- 取扱通貨ペア数:26通貨ペア(米ドル/円、ユーロ/円、英ポンド/円、豪ドル/円、NZドル/円、南アフリカランド/円、トルコリラ/円など多様)
特徴・サービス
- 独自の自動売買システム「 iサイクル2取引」があり、トレンド相場にも対応した自動売買が可能
- 取引ツールは完全オリジナルで、ピンク色を基調としたデザインが人気。多様なテクニカル指標や自動サポート・レジスタンス分析機能を搭載
- 情報コンテンツが充実しており、著名な機関投資家や個人トレーダーによる毎日のレポート配信、週刊相場予想、ZOOMセミナー(月10本以上開催)などが利用可能
- 初心者向けコンテンツも豊富で、全国各地での会場セミナーも開催
- 24時間サポートはないが、サポート時間は平日9時~17時
評判・利用者層
- 初心者から経験者まで幅広い層に支持されている
- 取引ツールの使いやすさや情報力の高さが評価されている一方、自動売買の「iサイクル2取引」については利益が出にくいとの声もあるが、総じて国内有数のネット証券会社として信頼されている。
30万ドル失った被害者からの投稿内容
怪しいGoogle Playアプリ「SDGVERDSV」
すべては、一見普通の勧めから始まりました。
日本の友人が「一攫千金」と謳い、被害者に「外為オンライン」というFX業者を勧めました。被害者は深く考えず、友人が指定した「SDGVERDSV」というアプリをGoogle Playからダウンロードしました。
この目立たない名前が、彼にとって悪夢の始まりとなりました。

アプリを起動した後、指示に従って検索バーに「gaitameonline」と入力すると、すぐに画面に優れたデザインとプロフェッショナルなレイアウトのウェブページ「gaitameonlinenex.com」が表示されました。ロゴや配色、インターフェースに至るまで、全体的なブランディングは本物とほとんど見分けがつかないほど似ていました。
何の疑いも抱かない被害者は、自分が日本の有名なFX業者で取引をしていると信じ込んでしまったのです。

STEP1:餌付けと信頼構築
2025年3月14日、自信満々の被害者は最初の入金を行いました。その後すぐに、信頼性を確かめるために少額の出金を数回試みました。驚くべきことに、これらの申請はすべて承認され、資金は予定通りに着金しました。
これはまるで詐欺師が用意した甘い餌のようで、ユーザーは警戒心を完全に解き、プラットフォームとその背後にいる「スタッフ」に対して誤った信頼を寄せてしまいました。彼はさらに資金を投入し、口座残高は急上昇しました。
STEP2:出金が拒否され、詐欺が始まる
4月2日、口座残高が217,729ドルに達したとき、被害者は全額を一気に引き出すことを決意しました。しかし、今回は入金通知ではなく、ぞっとするようなメールが届きました。

4月3日午前10時7分、メールが届きました。「スタッフ」を名乗る送信者は、彼の取引が「インサイダー取引に関するSEC規制に違反する疑いがある」ことをユーザーに厳しく通告しました。
そして、資金の正当性を証明するために71,811.84ドルという高額な「認証資金」を即時支払うようにと要求してきました。
支払わなければ、アカウントは凍結される――と。

STEP3:逃げ場を失わせる「認証トラップ」
突然の通知に混乱したユーザーは、すぐさまプラットフォームのカスタマーサポートに連絡。
すると相手は“特別対応”として、ある提案をしてきました:
「本日深夜までに認証金の20%(14,362.36ドル)を“延長料金”として支払えば、認証の締切を2日間延長してもよい」
ユーザーは問題を早く解決したい一心で、指示どおりに支払いました。

しかし、これは詐欺の始まりにすぎませんでした。
- 4月4日:詐欺師は残りの80%の支払いを催促。
- 4月6日:さらに強硬なメールが届き、「当日24時までに57,449.48ドルを支払わなければ、アカウントは即凍結され、清算手続きに入る」と警告。
ユーザーは、元本すべてを失う恐怖に駆られ、当日中に残額を全て支払ってしまいました。
詐欺犯はその直後、「親切」を装い、口座残高を289,541.22ドルに更新。
まるで大きな利益が出ているかのような、虚偽の数字でユーザーを安心させようとします。

STEP4:「審査完了」は見せかけ、本当の詐欺はここから
4月7日8時、詐欺師はメールで、「すべての認証資金を受領し、外為口座の審査が無事完了した」と伝えてきました。
ユーザーはようやく安心できると思った矢先——
そのわずか3時間後、さらなる衝撃のメールが届きます。
今度は「リスク管理部門」を名乗り、次のように主張してきました:
「前回支払われた57,449.48ドルは本人名義以外の銀行口座からの送金であり、マネーロンダリングの疑いがある」
「このリスクを解除するためには、4月9日までに同額の『認証保証金』(57,449.48ドル)を再度支払う必要がある」

徹底した目覚めと、そして全額奪還への闘い
届いた最後のメールは、まさに「最後の一撃」となりました。
この瞬間、ユーザーの中にわずかに残っていた希望が完全に打ち砕かれ、ようやく事の重大さに目が覚めたのです。
しかし目覚めた後に待っていたのは、怒りと絶望。そして、そこから始まったのは困難な国際的な被害申告の闘いでした。
ユーザーは心の痛みに耐えながら、詐欺師との通信履歴、送金明細、プラットフォームの画面キャプチャなど、50以上の証拠資料を整理し、次々と各国の関係機関に通報を行いました。
- 4月9日:韓国・ソウルのサイバー警察に通報
- 4月10日:日本金融庁、金融先物取引業協会(FFAJ)、証券取引等監視委員会(SESC)、警視庁に通報

- 4月11日:米国CFTC(商品先物取引委員会)に苦情を提出
さらに、本物のMonexグループに連絡し、事実確認を行ったところ、gaitameonlinenex.comや「SDGVERDSV」アプリとは一切関係がないことを正式に否定されました。

- 4月12日:CFTCに追加報告を提出、WikiFXにより公開されました。
- 4月13日:オーストラリアのASIC(証券投資委員会)およびScamwatch(詐欺通報機関)へ通報。さらに、ドメイン管理会社GoDaddyにも報告。

皮肉にも、通報を続けていた4月11日、ユーザーは最後の望みをかけて出金申請を行いました。
しかし、結果は再び無情な拒否。
口座に表示されていた約29万ドルの残高は、もはや何の意味も持たない数字でしかありません。

Google Playより回答
4月16日、Googleのサポートチームから、「SDGVERDSV」アプリがすでにGoogleストアから削除された旨の返信が届きました。
日本金融庁より回答
ユーザーの通報を受け、日本金融庁から迅速な返信が寄せられました:
「『gaitameonlinenex.com』というプラットフォーム運営者は、当庁に登録された金融機関ではありません。そのため、業務内容や監督状況に関する情報は当庁にはありません。
同プラットフォームは、『GaitameOnline』の名を騙っている可能性があります。『GaitameOnline』は暗号資産交換業者として当庁に登録されていますが、模倣業者による広告・勧誘・フィッシング詐欺に対する注意喚起を公式サイトにて日本語で掲載しています。なりすまし業者の取扱いには、十分にご注意ください。」

日本人の友人からの説明
さらに、ユーザーの日本人の友人が詐欺師に対して説明文を提出しました。
「私は金道延氏への送金を完全に自発的に行いました。これは個人的な支援であり、マネーロンダリングや違法行為とは一切無関係です。御社が主張する『資金の出所が疑わしい』という見解には全く根拠がありません。早急に口座の凍結を解除してください。」
しかし、詐欺師たちはこの訴えに一切応じることなく、資金返還の意思も示しませんでした。

同様の被害者も続出
被害は一人だけではありません。韓国の別の被害者も同様の手口に遭っていたことが明らかになりました:
「出金を申請した途端にアカウントが凍結され、ログインすらできなくなりました。会社情報を尋ねると、詐欺業者は『米国のJPモルガン・チェースの子会社』だと言い張りましたが、JPモルガンには日本国内にそのような子会社は存在しません。」

詐欺師が使う手口
正規企業を完全詐称
詐欺グループは「外為オンライン」や「JP Morgan(JPモルガン)」といった実在する金融機関の名前を無断使用し、まるで本物の企業が運営しているかのように装います。さらに驚くべきことに、「金融庁登録番号」まで偽造し、投資家に信頼感を与えるよう巧妙に仕掛けています。その巧みな詐称により、初心者だけでなく経験豊富な投資家さえも騙されるケースが増えています。
偽の取引アプリと公式サイト
今回問題となっている「SDGVERDSV」は、一見するとプロ仕様の取引アプリのように見えますが、実態は全く異なります。表向きは「FireClane Games」という開発元による、経費管理やカード情報の記録を目的としたAndroid用アプリとされています。

しかし、ネット上では「Oxygen Labs, Inc.」という別会社が配信元であるという情報もあり、出所の不透明さが際立ちます。
本記事作成した現時点(2025/6/3)で、Google Playには「SDGVERDSV」と名前が似たアプリが複数確認されております。

▶2025年3月18日、日本人の投資家がX(旧Twitter)上でこのアプリに関する注意喚起を投稿しており、その危険性が明るみに出ています。

様々な名目で入金を要求
被害者に対しては、最初に「高額な利益が出た」と偽の画面を提示し、出金を申し出ると「認証費用」や「税金」、「鑑定費」などの名目で追加の入金を求めてきます。さらに、「マネーロンダリングの疑い」や「インサイダー取引の調査中」といったもっともらしい理由を使って脅迫的に繰り返し入金を迫るなど、悪質な手口が確認されています。
まとめ
このような詐欺は、実在する企業名や正規の金融ライセンスを装うことで、一般投資家の信頼を巧みに利用してきます。
特に、アプリやサイトの見た目だけでは正規・偽造の判断が難しくなっている今、被害を未然に防ぐには、情報の真偽を冷静に確認する習慣が必要不可欠です。
「信頼できる友人の紹介」でも、危険が潜んでいるかもしれません。少しでも不審に感じた場合は、必ずWikiFXや金融庁の公式情報を確認し、安易に入金しないようにしましょう。
大切な資産を守るためにも、常に警戒心を持つことが重要です。
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