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概要:[14日 ロイター] - カナダが国連に提出した報告によると、新型コロナウイルス禍が始まった2020年に同国の温室効果ガス排出量が約9%減少した。この年は、カナダを含め世界的に感染抑制のため生活形式が
[14日 ロイター] - カナダが国連に提出した報告によると、新型コロナウイルス禍が始まった2020年に同国の温室効果ガス排出量が約9%減少した。この年は、カナダを含め世界的に感染抑制のため生活形式が変更され、移動が規制された。
ギルボー環境・気候変動相は、報告では20年の排出量は66メガトン減少したとし、これは路上から自動車2000万台がなくなったのに匹敵すると説明した。
このうち27メガトンは輸送部門の減少で、主にロックダウン(都市封鎖)中の運転や航空機利用が控えられたことが起因するという。
ギルボー氏は「これは新型コロナのパンデミック(世界的大流行)がカナダの(温室効果ガス)排出量に及ぼした影響を追跡した最初の報告。そのため、経済の正常化に伴い排出量全般が一定の水準まで再び増加する公算が大きいことを含んでおかなければならない」と述べた。
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